専門医の頭痛ブログ

アクイプタ(アトゲパント)はいつ飲む?毎日の服用タイミングと飲み忘れ対策|頭痛専門医が解説

薬を飲む女性

アクイプタ(アトゲパント)は、片頭痛を予防するために毎日服用するお薬ですが、いつ飲むのがベストなのでしょうか?この記事では、アクイプタの効果を最大限に引き出すための服用タイミングと、飲み忘れ対策について詳しく解説します。

アクイプタ、毎日ちゃんと
飲めていますか?

毎日の服用をアプリで記録、飲み忘れを防止

📈

予防効果の変化をグラフで実感、続けるモチベーションに

無料で服用記録を始める →

頭痛専門医が開発 ・ 広告なし ・ 完全無料

【この記事のポイント】
  • ✅ アクイプタは1日1回60mg、毎日同じ時間に服用
  • ✅ 副作用が気になる場合は、服用時間を調整
  • ✅ 飲み忘れた場合は、気づいた時点で服用
  • ✅ 効果を実感するには、4〜12週間の継続が必要
目次
  1. アクイプタ(アトゲパント)の基本的な飲み方
  2. アクイプタ(アトゲパント)は朝と夜、どちらに飲むのが良い?
  3. アクイプタ(アトゲパント)を飲み忘れたら?
  4. アクイプタ(アトゲパント)はどのくらいで効果が出る?
  5. アクイプタ(アトゲパント)と食事の関係
  6. アクイプタ(アトゲパント)服用中に頭痛が起きたら?

アクイプタ(アトゲパント)の基本的な飲み方

アクイプタ(アトゲパント)は、CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)という片頭痛に関わる物質の働きを抑えることで、片頭痛の発症を予防するお薬です。 アクイプタとは?効果・薬価・副作用をナルティークと比較 の記事でも解説している通り、2026年2月に日本で承認された新しいタイプの片頭痛予防薬で、1日1回、60mgを服用します。

重要なポイントは、毎日同じ時間に服用することです。 これは、血中濃度を一定に保ち、効果を安定させるために重要です。食事の影響は受けにくいとされているため、食事のタイミングは気にしなくても大丈夫です。

アクイプタ(アトゲパント)は朝と夜、どちらに飲むのが良い?

アクイプタの服用タイミングに 厳密な決まりはありませんが、一般的には、副作用を考慮して決めるのが良いでしょう。

アクイプタの主な副作用としては、以下のものが報告されています。

  • 眠気
  • 吐き気
  • 便秘

もし、服用後に眠気を感じやすい場合は、に服用するのがおすすめです。逆に、吐き気を感じやすい場合は、に服用し、日中の活動中に症状が紛れるようにすると良いかもしれません。

ご自身のライフスタイルや体調に合わせて、最適な服用タイミングを見つけてみてください。もし、副作用が強く出る場合は、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

アクイプタ(アトゲパント)を飲み忘れたら?

もし、アクイプタを飲み忘れてしまった場合は、気づいた時点ですぐに服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は、1回分を飛ばして、次の時間に通常量を服用してください。

絶対に2回分をまとめて服用しないでください。 過剰な量を服用すると、副作用のリスクが高まる可能性があります。

飲み忘れを防ぐためには、以下のような対策を試してみましょう。

  • 毎日同じ時間に飲む習慣をつける
  • スマートフォンのアラームを設定する
  • 薬を飲む場所を固定する
  • 薬を飲むことを家族に伝えておく

どうしても飲み忘れが多い場合は、医師や薬剤師に相談して、服薬方法を見直すことも検討しましょう。頭痛ダイアリーアプリ【無料おすすめ頭痛記録アプリ徹底比較!あなたに合うのは?】などを活用して、記録とリマインダーを組み合わせるのも有効です。

アクイプタ(アトゲパント)はどのくらいで効果が出る?

アクイプタは、飲み始めてすぐに効果が出るお薬ではありません。効果を実感するためには、4〜12週間程度、継続して服用する必要があります(PMID: 33338437)。

予防薬は、効果が出るまでに時間がかかるのが一般的です。焦らずに、医師の指示通りに服用を続けましょう。効果が出ているかどうかを判断するために、頭痛の頻度や程度を記録しておくと良いでしょう。

もし、3ヶ月程度服用しても効果が感じられない場合は、医師に相談して、他の治療法を検討することも可能です。 片頭痛・偏頭痛の予防薬まとめ2026:飲み薬・注射・ゲパントの選び方 の記事も参考に、ご自身に合った予防法を見つけていきましょう。

アクイプタ(アトゲパント)と食事の関係

アクイプタは、食事の影響を受けにくいお薬とされています。しかし、一部の研究では、高脂肪食を摂取すると、アクイプタの吸収がわずかに変化する可能性が示唆されています。

とは言え、これは軽微な変化であり、通常は効果に大きな影響を与えることはありません。食事のタイミングを気にするよりも、毎日規則正しく服用することの方が重要です。

もし、食事との関係で気になることがあれば、医師や薬剤師に相談してみましょう。

アクイプタ(アトゲパント)服用中に頭痛が起きたら?

アクイプタはあくまで予防薬であり、服用中に頭痛が起こる可能性もあります。そのような場合は、我慢せずに、頓服薬(急性期治療薬)を使用してください。

片頭痛の頓服薬としては、トリプタン製剤やレイボー(ラスミジタン)などが一般的です。最近では、アクイプタと同じCGRP受容体拮抗薬であるナルティーク(リメゲパント)も、頓服薬として使用できます。

頓服薬の種類や使い分けについては、医師や薬剤師に相談して、ご自身に合ったものを準備しておきましょう。 レイボーとトリプタンの併用は?24時間ルールと違い の記事も参考になります。

前川医師
頭痛専門医のひとこと

アクイプタは、片頭痛予防の新しい選択肢として期待されるお薬です。効果を実感するためには、根気強く服用を続けることが大切です。もし、服用に関して不安なことや疑問があれば、遠慮なく医師や薬剤師にご相談ください。

前川裕貴 医師

前川 裕貴

脳神経内科専門医・頭痛専門医

日本頭痛学会 日本神経学会 日本内科学会

頭痛を改善する近道は、自分の頭痛パターンを知ること。頭痛専門医が自ら設計・開発した無料の頭痛ダイアリー「ズツノート」で、あなたの頭痛の正体を探ってみませんか?

ズツノート無料

スマホから簡単に頭痛を記録。どなたでも無料でお使いいただけます。

  • グラフで推移がわかる — 痛み・頻度を自動グラフ化
  • 主治医へ自動共有 — 受診時にデータが医師へ直接届く
  • 頭痛タイプ診断 — 30日の記録であなたのタイプを判定
⚠️ 注意:急な悪化・意識障害・麻痺・激烈な頭痛は救急外来を受診してください。