【頭痛専門医が解説】前庭性片頭痛（めまいを伴う片頭痛）｜グルグルだけじゃない“フワフワ”の正体と対処

結論：前庭性片頭痛は「見分け」→「早めの一手」→「予防設計」で軽くできます

専門家コメント：回転だけでなくフワフワ・船酔い感も典型。片頭痛の症状（光/音に弱い、吐き気）とセットなら疑いは高まります。

専門家コメント：持続の長さと随伴症状で鑑別します。持続的な神経症状や難聴の増悪があれば別疾患の評価を。

※薬の使用は10日/15日ルールを超えないように（MOH を参照）。

一般的な片頭痛予防薬（β遮断薬、Ca拮抗薬、ARB、抗てんかん薬、三環系）に加え、CGRP関連薬も選択肢。
効果判定は2〜3か月、有効なら6〜12か月の継続が目安です。

専門家コメント：めまい中心でも片頭痛の枠組みで整えると改善が早いことが多いです。頭痛日誌に「めまいの時間/誘因」も一行メモを。

※当院は救急対応は行いません。緊急が疑われる場合は地域の救急へ。

この記事を書いた医師

頭痛センター長　頭痛専門医　前川裕貴

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