専門医の頭痛ブログ

月経関連片頭痛|「毎月この数日だけつらい」を軽くするコツ

月経関連片頭痛

はじめに

「毎月この数日だけ地獄…」そんな経験、ありませんか?月経の前後にだけズキズキが強くなるなら、月経関連片頭痛の可能性があります。コツは、来る日を予測して先に動くこと。いっしょに最短ルートで軽くしていきましょう。

まずはパターンをつかむ(超重要)

カレンダーに「痛かった日」だけでもOK。3か月つけると、だいたいの周期と強い日が見えてきます。「この2日が山」と分かれば、対策の当て方が一気に楽になります。

来たときの乗り切り方(今日)

「片頭痛だ」と分かったら早めに合う薬を。暗め・静かな場所で目を休め、水分も少しずつ。
薬の回数が増えがちな時期なので、10日/15日ルールはいつも以上に意識(薬剤使用過多による頭痛(MOH)についてはこちら)。

予測できるなら“短期予防”を

山場の前日〜数日、医師と相談のうえで前もって対策するやり方があります(例:いつも効く鎮痛薬を「早めに」「決めた回数だけ」使う、必要に応じて片頭痛薬を計画的に、など)。自己判断での連用はNG。あなたの周期に合わせて設計していきます。

日常でできる小ワザ

寝不足・寝だめを避ける/カフェインのとり方を一定に/水分と軽い運動でコンディションをならす。
頭痛日誌で「とくにつらい2〜3日」を特定できれば、短期予防がハマりやすくなります。

まとめ

月経関連片頭痛は予測できる頭痛です。スケジュールが分かれば、対策はぐっとラクに。いっしょに山場の数日を軽くしましょう。

当院オンライン頭痛外来の流れ

1

公式LINEを登録

メニューから「予約」→「頭痛外来」を選択してください。

2

初診を予約(ビデオ診療)

ご都合のよい日時をお選びください。

3

予約後にカルテIDを発行

患者さま専用の頭痛問診票・頭痛日誌をLINEでご案内します(初診までにご記入)。

4

日誌をもとに診察

合う薬・使い方・生活の整え方を設計。
ご希望によりパーソナルサポート(自由診療)で日誌のAI分析・グラフ化・24時間チャットを追加(詳しくはこちら)。

頭痛日誌のAI分析・グラフ化のサンプルイメージはこちら
頭痛日誌のAI分析・グラフ化のサンプルイメージ
※サンプルです。実在の症例ではなく、効果を保証するものではありません。
頭痛専門医の写真(前川 裕貴 医師)
この記事を書いた人
頭痛センター長・頭痛専門医 前川 裕貴(医師)

オンライン頭痛外来は前川が担当します。記録を活かした診療(頭痛日誌のAI分析)で、“合う薬・使い方・生活の整え方”を一緒に設計します。※救急を要する症状は当院の対象外です。

オンライン頭痛外来のご案内

ご予約はLINEからお願いいたします。まずは落ち着ける場所で休み、合う薬・治療方針を一緒に見つけましょう。
頭痛日誌サンプルもご用意しています。当院では頭痛日誌をGoogleフォームで提出いただき、集計&解析して診療に役立てています。
さらにパーソナルサポートプラン(自由診療)では、日誌をAIで分析して傾向をレポート&グラフ化。24時間チャットで医師といつでも相談できます。

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