専門医の頭痛ブログ

頭痛日誌の書き方・活用法|テンプレつきで“効く対策”が見えてくる

頭痛日誌の書き方・活用法

結論:毎日30秒の頭痛日誌で、診療とセルフケアの“当たり”が早くなります

専門家コメント:書くのは最小限でOK。連続性が何よりの武器です。

何を書けばいい?(最小セット)

  • 日付・時間帯(朝/昼/夜)
  • 強さ(0〜10)
  • (種類・量・効いたか)
  • 誘因(睡眠不足/低気圧/におい/月経など)
  • 女性:月経の有無

書ける日は一言メモを。空白があっても大丈夫、続けることが大事です。

そのまま使える“1週間テンプレ”

日付時間帯強さ(0-10)薬/量効き目誘因メモ
8/27朝 昼 夜3アセトアミノフェン 500mg◎/○/△/×低気圧・寝不足
8/28朝 昼 夜
8/29朝 昼 夜
8/30朝 昼 夜
8/31朝 昼 夜
9/1朝 昼 夜
9/2朝 昼 夜

デジタル派は当院の頭痛日誌フォームへ。AI分析レポートで傾向を可視化します。

見えると変わる(ミニグラフ)

予防や生活調整がハマると、頭痛日数→服薬日数の順に下がることが多いです。

受診時の“見せ方”

  • 直近1〜3か月の一覧を用意
  • 効いた/効かない具体例を1つずつ
  • 仕事/学校/家事の支障エピソードを1行

専門家コメント:この3点があると、薬の選択と量、予防導入の判断がブレません。

当院オンライン受診の目安

  • 日誌で月8〜10日以上の頭痛が見えてきた
  • 10/15ルールに近づいている/越えそう
  • 予防の検討や、AI分析レポートで生活と薬の最適化をしたい

※緊急症状は救急へ。当院は救急対応の範囲外です。

当院オンライン頭痛外来の流れ

1

公式LINEを登録

メニューから「予約」→「頭痛外来」を選択してください。

2

初診を予約(ビデオ診療)

ご都合のよい日時をお選びください。

3

予約後にカルテIDを発行

患者さま専用の頭痛問診票・頭痛日誌をLINEでご案内します(初診までにご記入)。

4

日誌をもとに診察

合う薬・使い方・生活の整え方を設計。
ご希望によりパーソナルサポート(自由診療)で日誌のAI分析・グラフ化・24時間チャットを追加(詳しくはこちら)。

頭痛日誌のAI分析・グラフ化のサンプルイメージはこちら
頭痛日誌のAI分析・グラフ化のサンプルイメージ
※サンプルです。実在の症例ではなく、効果を保証するものではありません。
頭痛専門医の写真(前川 裕貴 医師)
この記事を書いた人
頭痛センター長・頭痛専門医 前川 裕貴(医師)

オンライン頭痛外来は前川が担当します。記録を活かした診療(頭痛日誌のAI分析)で、“合う薬・使い方・生活の整え方”を一緒に設計します。※救急を要する症状は当院の対象外です。

オンライン頭痛外来のご案内

ご予約はLINEからお願いいたします。まずは落ち着ける場所で休み、合う薬・治療方針を一緒に見つけましょう。
頭痛日誌サンプルもご用意しています。当院では頭痛日誌をGoogleフォームで提出いただき、集計&解析して診療に役立てています。
さらにパーソナルサポートプラン(自由診療)では、日誌をAIで分析して傾向をレポート&グラフ化。24時間チャットで医師といつでも相談できます。

LINEで予約する

保険診療はオンライン頭痛外来、自由診療の詳細はリンク先をご確認ください。